カウンセリング
バウンダリー(心の境界線)
バウンダリーとは
自分と他者との間にある心の境界線 のことです。バウンダリーは自分の気持ちや時間などを大切にしながら、相手と良い関係を築くために、欠かせないものです。
• 家族や恋人など、どんな近い関係性においてもバウンダリーは必要です。
• 健康的なバウンダリーを持つことで、相手を尊重しながらも自分の気持ちや時間を守ることができます。
• バウンダリーが曖昧だと、仕事やプライベートで無理な要求を断れなかったり、人間関係で疲れやすくなったりします。
・バウンダリーは、相手との関係性によって柔軟に変化し、心地よい距離感を保つためにも重要です。
• 健康的なバウンダリーの形成が難しい背景には、子ども時代にバウンダリーを尊重されなかった体験や自己肯定感の低さが影響していることがあります。
こんなことで悩んでいませんか?
• 断りたいのに断れない
• 人に合わせすぎて、消耗してしまう
•人の発言に左右されやすい
• 人の期待にこたえないことに罪悪感がある。
• 家族や職場での人間関係に疲れている
• 人のために何かをしすぎる。
• 我慢に限界が来ると、急に関係を断ち切ってしまうことを繰り返している
• 人に怒りや無力感を抱えやすい
• 依存されやすい、または依存しやすいことで問題が生じる
• 相手のためを思ってしたことが、迷惑がられる
バウンダリーの感覚を身につけるために役に立つこと
• 自分のバウンダリーを見つめ直す
どこまでが「自分」の領域や責任で、どこからが「相手」の領域や責任なのかを整理します。
• コミュニケーションのあり方を学ぶ
相手を傷つけずに断る方法や、自分の意見や気持ちを伝えたりする方法、自分を守るためのコミュニケーションを身につけます。
• 罪悪感や不安と向き合う
境界線を引くときに生まれやすい「申し訳なさ」「怖さ」などの感情を見直します。
• バウンダリーの困難の背景に目を向ける
適切に境界線を引けないことと、バウンダリーを尊重されなかった体験や自己肯定感の低さが関係していることがあります。
断ったら嫌われるとか、無理をしないと自分は受け入れてもらえないと思っていると、境界線が引きづらくなります。自分の軸がないと、バウンダリーが揺らぎやすくなります。
その背景に、親と違った意見や価値観、感情をもつことが許されなかったなどの経験が影響している場合、子ども時代を振り返り整理することも役に立ちます。
適切に境界線を引けることは、人間関係を健やかに保ち、自分らしさを守るための大切な力となります。
フェリアン大阪・京都では、カウンセリングを通して、バウンダリーの課題を抱える人をサポートしています。

