講師・カウンセラー紹介

安田裕子(カウンセラー)

プロフィール

臨床心理士
公認心理師

立命館大学総合心理学部 教授

おおさか介護サービス相談センター 専門相談員

NPO法人 FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワーク正会員(「DV子どもプロジェクト」)

略歴

2004年3月 立命館大学大学院応用人間科学研究科臨床心理学領域修士課程修了

2004年4月 女性ライフサイクル研究所スタッフ

2010年3月 博士(教育学,京都大学)

2011年4月 立命館大学 衣笠総合研究機構 専門研究員(任期制)

2014年4月 女性ライフサイクル研究所フェリアンスタッフ

2014年4月 立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構 特別招聘研究教員(准教授)(任期制) 

2015年4月 立命館大学文学部人文学科心理学域 准教授

2016年4月 立命館大学総合心理学部 准教授

2021年4月 立命館大学総合心理学部 教授

関心領域・活動分野

キーワード:産みと育ち,人生の選択と岐路,危機と回復,生成継承性(ジェネラティビティ),キャリア支援,TEA(複線径路等至性アプローチ),ナラティヴ,当事者性,生涯発達心理学,DV被害とその支援,司法面接と多機関・多職種連携

大学卒業後に社会人経験を経て臨床心理学を学び,2004年4月よりFLCスタッフとなりました。人が今を生きる過程において,他者と出会い,様々な出来事や危機に直面・遭遇するなかで,どのような選択をし,いかにして個別多様な人生を築いていくかということに関心をもち,研究ならびに援助実践を行っています。

子どもを望んでも恵まれないという生殖の危機に直面した女性やカップルの,子どもをもつことに関する選択と経験の語りを捉え,まとめてきました。また,インタビューにより語りを聴きとる営みを通じて,過酷な経験を抱えながらも前を向いて歩んでいこうとする人びとの貴い有り様から,たくさんの学びをいただいてきました。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(生殖に関する「健康」と「権利(擁護)」)の観点から,当事者の方々から聴かせいただいた経験を,地域・学校における教育,社会における認識の向上や意識啓発に活かしていきたいと考えています。

また,カウンセリングでは,生涯発達の観点を大切にしながら,不登校,発達障害,DV被害,夫婦関係,家族の問題,職場での人間関係,人生の選択に関することなど,多様な相談を受けています。

「臨床」と「研究」と「教育」の3つを相循環させることをモットーに活動してきましたが,今後より一層,人を育てる&人が育つということに関心とエネルギーを注いでいきたいと考えています。

論文

・「不妊という経験を通じた自己の問い直し過程―治療では子どもが授からなかった当事者の選択岐路から」質的心理学研究,4,2005年

・「産み育てるということ―不妊治療経験のある女性の語りから」女性ライフサイクル研究第15号 人生の選択に迷うとき―新しいライフサイクルをめぐって,2005年

・「血のつながりのない家族関係を築くということ―非配偶者間人工授精を試み,その後,養子縁組で子どもをもった女性の語りから」立命館人間科学研究,11,2006年

・「複線径路・等至性モデル―人生径路の多様性を描く質的心理学の新しい方法論を目指して」質的心理学研究,5,2006年(共著)

・「女性が不妊治療を選択するということ―治療をやめる選択肢をみすえて」教育方法の探究(京都大学大学院教育学研究科教育方法学講座紀要),9,2006年

・「精子・卵子・胚の提供による生殖補助医療で親子関係を築く人々への支援―子どもへの告知に焦点をあてて」家庭教育研究所紀要,29,2007年

・「非血縁の親子関係を築く選択と経験―不妊治療では子どもを産むことができなかった女性のナラティヴ」心理臨床学研究,25,2007年

・「未婚の若年女性の中絶経験―現実的制約と関係性の中で変化する,多様な径路に着目して」質的心理学研究,7,2008年(共著)

・「不妊治療をやめる選択プロセスの語り―女性の生涯発達の観点から」パーソナリティ研究,16,2008年(共著)

・「不妊治療者の人生選択のナラティヴ―子どもをもつことをめぐって」京都大学大学院教育学研究科博士論文(登録番号 論教博第141号),2010年

・「生殖補助医療をめぐる20年と女性の選択―社会・関係性・自己決定」女性ライフサイクル研究第20号 女たちの20年―女性を取り巻く社会は変わったか,2010年

・「女性の生殖へのアドボカシー」女性ライフサイクル研究第21号 コミュニティ・エンパワメント―安心とつながりを目指して,2011年

・「インタビューの相互行為におけるわからなさの可能性」共同対人援助モデル研究第2号,2011年

・「複線径路・等至性モデルのTEM図の描き方の一例」立命館人間科学研究,25,2012年(共著)

・「血のつながりに依らない家族―社会的養護と生殖補助医療のなかで」女性ライフサイクル研究第22号 いま,「家族」を問う,2012年

・『変容する語りを記述するための質的研究法―TEM and Narratives as Archives』共同対人援助モデル研究第6号,2013年

・「女性の身体と生殖―進展する生殖補助医療とその選択のなかで」女性ライフサイクル研究第23号 フェミニズムはどこへ,2013年

・「ひらめき☆ときめきサイエンス「模擬法廷に来て裁判に参加してみましょう」の実践および論考」立命館人間科学研究,30, 2014年(共著)

・「質的データをどう扱うか―質的研究の手ほどき」臨床心理学,増刊第6号, 2014年

・「法と心理学会第14回大会 ワークショップ 犯罪被害者をとりまく問題―臨床心理学、法社会学、法心理学からの検討(DV被害を受けた女性と子どもへのコミュニティ支援―生活再建に向けた司法と臨床の連携に焦点をあてて)」法と心理,14(1), 2014年(共著)

・「主題と変奏―臨床便り(12)TEAとコンポジションワーク」臨床心理学,15(1), 2015年

・「レジリエンスとナラティヴ―ライフをつなぐ実践から」女性ライフサイクル研究第24号 抵抗とレジリエンス,2015年

・「コミュニティ心理学におけるTEM/TEA研究の可能性」コミュニティ心理学研究,19(1),2015年

・「特別講演 複線径路等至性アプローチの臨床適用を巡って」名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要 心理発達科学,62,2015年

・「法と心理学会第15回大会 ワークショップ 児童期の性的虐待被害とその回復をめぐる法と心理(話題提供―DV被害と児童期の性的虐待被害の相関関係)」法と心理,15(1),2015年(共著)

・「書評「抱井尚子(2015)混合研究法入門―質と量による統合のアート 医学書院」」質的心理学フォーラム,8,2016年

・「法と心理学会第16回大会 ワークショップ 児童期の性的虐待被害とその回復をめぐる法心理2―ドイツ・韓国調査の報告(指定討論―臨床心理学的観点から)」法と心理,16(1),2016年(共著)

・「体外受精適応となった女性の不妊経験への意味づけ過程―複線径路等至性モデリングを用いて」保健医療社会学論集,28(1),2017年

・「法と心理学会第17回大会 ワークショップ 多専門・多職種連携による司法面接の展開―通達からの1年を振り返り、今後の展開を考える」法と心理,17(1),2017年(共著)

・「質的データの可視化支援ツール「NARREX」の開発―KJ法経由のTEMとそれをサポートする方法について」立命館人間科学研究,38,2019年(共著)

・「法と心理学会第19回大会 ワークショップ 虐待を受けた子どもへの包括的支援を考える―「捜査とケア」二者択一から両立へ」法と心理,19(1),2019年(共著)

・「司法面接と心身のケアの連携を促進する研修プログラムの開発」子どもの虐待とネグレクト,21(3),2019年(共著)

・「「ものづくり」に質的研究はどう貢献できるか?― ものづくり質的研究の構想について」立命館人間科学研究,41,2020年(共著)

・‘Career Development during the School-to-Work Transition among the Students of Middle-Ranked Universities in Japan’Journal of Asian Vocational Education and Training,13,2020年(共著)

・「特集:「いばらきコホート調査」の紹介 「いばらきコホート調査」における調査設計と概要」日本保健福祉学会誌,26(2),2020年(共著)

・「特集:「いばらきコホート調査」の紹介 「いばらきコホート調査」における倫理的配慮」日本保健福祉学会誌,26(2),2020年(共著)

・「第1子妊娠中の女性労働者からみた「働き方戦略」再考」現代女性とキャリア,12,2020年(共著)

・「対人援助学&心理学の縦横無尽(29) ヤーンの古希を言祝ぐ―日本ならびに立命館大学におけるTEMとヤーンのネットワークの拡大(1)2008年まで」対人援助学マガジン,43,2020年(共著)

・「国際教育交流が育む学生ピア・サポートの多様化―多文化サービスラーニングの可能性を巡って」立命館高等教育研究,21,2021年(共著)

・「家事・育児に関して妻が担う潜在的活動の内実と過程―妊娠・育児期の女性への聞き取り調査から」立命館人間科学研究,43,2021年(共著)

・「妊娠期女性用QOL尺度の作成と信頼性・妥当性の検討」Journal of Health Psychology Research,34(2),2021年(共著)

・「法と心理学会第21回大会 ワークショップ D. A. Poole著『Interviewing Children』から学ぶこと」法と心理,21(1),2021年(共著)

・「法と心理学会第21回大会 ワークショップ 父母間での子の奪い合い紛争をめぐる法と心理」法と心理,21(1),2021年(共著)

・「子どもを「産む」と決めること」質的心理学研究,第20号臨時特集,2021年(共著)

・「トランスビューからマルチビューへの展開を通した経験の物語化への方法論―ボランティア体験の言語化を促進する実践的研究へのアプローチとして」ボランティア学研究,21,2022年(共著)

・「脳卒中患者における不安を中心とした経時的心理変化―TEM(複線径路等至性モデリング)による分析」対人援助学研究,12,2022年(共著)

・「イマジネーション理論とTLMG による促進的記号の検討―「コト」としての食をテーマとした事例をもとに」立命館人間科学研究,44,2022年(共著)

・「法と心理学会第22回大会 公認心理師の専門性における事実確認を目的とした面接スキル―教育・福祉・司法領域に広がる公認心理師による司法面接の活用とその課題」法と心理,22(1),2022年(共著)

著書

・「生殖補助医療を受けた女性の語りから―不妊治療の場からみえてくること」クリニカル・ガバナンス―共に治療に取り組む人間関係 現代のエスプリ458,2005年,至文堂

・‘Sampling reconsidered:Personal histories-in-the-making as cultural constructions’Cambridge Handbook of Sociocultural Psychology,2007年,Cambridge University Press(共著)

・「フィールドワークの論文指導」質的心理学の方法,2007年,新曜社(共著)

・「不妊治療の場を越えるために―生活の場との境界を行き交って」<境界>の今を生きる―身体から世界空間へ・若手15人の視点,2009年,東信堂.

・「不妊治療経験者の子どもを望む思いの変化プロセス―子どもをもつことができなかった女性の選択岐路から」TEMではじめる質的研究―時間とプロセスを扱う研究をめざして,2009年,誠信書房

・「未婚の若年女性の中絶経験―その径路をTEM図で描いてみる」TEMではじめる質的研究―時間とプロセスを扱う研究をめざして,2009年,誠信書房

・「子どもに恵まれないこと」成人発達臨床心理学ハンドブック―個と関係性からライフサイクルを観る,2010年,ナカニシヤ出版

・‘Understanding a person as a whole: Transcending the Anglo-American methodolatry and Continental-European holism through a look at dynamic emergence processes’Methodological thinking in psychology: 60 years gone astray? 2010年,Information Age Publishing(共著)

・‘How can the diversity of human lives be expressed using TEM?: Depicting the experiences and choices of infertile women unable to conceive after infertility treatment’MAKING OF THE FUTURE: The Trajectory Equifinality Model in Culture Psychology,Information Age Publishing

・「これだけは理解しよう,超基礎概念」TEMでわかる人生の径路―質的研究の新展開,2012年,誠信書房

・「TEM の超基本と9±2人を対象とする研究による径路の類型化」TEMでわかる人生の径路―質的研究の新展開,2012年,誠信書房

・「臨床実践への適用可能性」TEMでわかる人生の径路―質的研究の新展開,2012年,誠信書房

・『TEMでわかる人生の径路―質的研究の新展開』,2012年,誠信書房(共編著)

・『不妊治療者の人生選択―ライフストーリーを捉えるナラティヴ・アプローチ』,2012年,新曜社

・「複線径路・等至性モデル(TEM)―人生の径路を捉えてみよう」社会と向き合う心理学,2012年,新曜社

・「うしなう 不妊・中絶」発達心理学事典,2013年,丸善出版

・「当事者の生(せい)に寄り添うということ―対人援助活動のさらなる連携と融合に向けて」対人援助学を拓く,2013年,晃洋書房

・「質的アプローチの教育と学習」質的心理学ハンドブック,2013年,新曜社

・‘Touching realities: Meaning-making on the center stage’(Part IV. Contextual realities: Moving beyond the school Commentary)Lives and relationships: Culture in transitions between social roles,2013年,Information Age Publishing(共著)

・「不妊治療の終結をめぐる当事者の語り―生殖補助医療の進展のなかで可視化される,子をもつ願望とその相克」グローバル化時代における生殖技術と家族形成,2013年,日本評論社

・‘From Describing to Reconstructing Life Trajectories: How the TEA (Trajectory Equifinality Approach) explicates context-dependent human phenomena’Culture Psychology and its Future: Complementarity in a new key,2014年,Information Age Publishing(共著)

・「等至性と複線径路―両極化した等至点とZOF(ゾーン・オブ・ファイナリティ)へ」ワードマップTEA 理論編―複線径路等至性アプローチの基礎を学ぶ,2015年,新曜社

・「分岐点と必須通過点―諸力(SDとSG)のせめぎあい」ワードマップTEA 理論編―複線径路等至性アプローチの基礎を学ぶ,2015年,新曜社

・「未来と未来展望―偶有性を取り込み、価値が変容する経験として」ワードマップTEA 理論編―複線径路等至性アプローチの基礎を学ぶ,2015年,新曜社

・「画期をなすこと―研究者の視点と所在」ワードマップTEA 理論編―複線径路等至性アプローチの基礎を学ぶ,2015年,新曜社

・「促進的記号と文化―発生の三層モデルで変容・維持を理解する(その1)」ワードマップTEA 実践編―複線径路等至性アプローチを活用する,2015年,新曜社

・「行動と価値・信念―発生の三層モデルで変容・維持を理解する(その2)」ワードマップTEA 実践編―複線径路等至性アプローチを活用する,2015年,新曜社

・「複線性と多様性を描く地図づくり―TEAによる分析の流れ(その1)」ワードマップTEA 実践編―複線径路等至性アプローチを活用する,2015年,新曜社

・「径路の可視化―TEAによる分析の流れ(その2)」ワードマップTEA 実践編―複線径路等至性アプローチを活用する,2015年,新曜社

・「緊張状態のあぶりだし―TEAによる分析の流れ(その3)」ワードマップTEA 実践編―複線径路等至性アプローチを活用する,2015年,新曜社

・『ワードマップTEA 理論編―複線径路等至性アプローチの基礎を学ぶ』,2015年,新曜社(共編著)

・『ワードマップTEA 実践編―複線径路等至性アプローチを活用する』,2015年,新曜社(共編著)

・‘How can the diversity of human lives be expressed using TEM?: Depicting the experiences and choices of infertile women unable to conceive after infertility treatment’MAKING OF THE FUTURE: The Trajectory Equifinality Approach in Culture Psychology,2016年,Information Age Publishing

・「不妊治療と夫婦関係」夫と妻の生涯発達心理学―関係性の危機と成熟,2016年,福村出版

・「周産期・乳児期における死」はじめての死生心理学―現代社会において、死とともに生きる,2016年,新曜社

・「生みだされる分岐点―変容と維持をとらえる道具立て」TEMでひろがる社会実装―ライフの充実を支援する,2017年,誠信書房

・『TEMでひろがる社会実装―ライフの充実を支援する』,2017年,誠信書房(共編著)

・「子どもの司法面接とケア」犯罪被害者と刑事司法(シリーズ 刑事司法を考える 第4巻),2017年,岩波書店

・「教育実践の質的研究方法」教育の方法と技術―学びを育てる教室の心理学,2017年,ナカニシヤ出版

・「対話を起こし、プロセス理解を支え、振り返りを促進する―質的アプローチのいかされ方」質的アプローチが拓く 「協働型」園内研修をデザインする―保育者が育ち合うツールとしてのKJ法とTEM,2018年,ミネルヴァ書房(共著)

・「本書を読み終えたみなさんへ」質的アプローチが拓く 「協働型」園内研修のデザイン―保育者が育ち合うツールとしてのKJ法とTEM,2018年,ミネルヴァ書房(共著)

・「社会実装」「生殖(リプロダクション)」「TEA(複線径路等至性アプローチ)」「トランスビュー」「妊娠・出産」「発生の三層モデル」「犯罪被害者」「歴史的構造化ご招待」質的心理学辞典,2018年,新曜社

・「心の生涯発達」メンタルヘルスの道案内―現代を生きる30章,2019年,北大路書房

・「不妊とストレス」メンタルヘルスの道案内―現代を生きる30章,2019年,北大路書房

・「本書が拓く新しい視角―保育実践研究がもたらすTEAの新展開」複線径路・等至性アプローチ(TEA)が拓く保育実践のリアリティ,2019年,特定非営利活動法人ratik

・「TEA(複線径路等至性アプローチ)」ワードマップ 質的研究法マッピング,2019年,新曜社

・『児童虐待における司法面接と子ども支援―ともに歩むネットワーク構築をめざして』,2021年,北大路書房(共編著)

・「HSI(歴史的構造化ご招待)とEFP──ご招待(Inviting)によりその経験に接近する」TEAによる対人援助プロセスと分岐の記述―保育、看護、臨床・障害分野の実践的研究,2022年,誠信書房

・『TEAによる対人援助プロセスと分岐の記述―保育、看護、臨床・障害分野の実践的研究』,2022年,誠信書房

報告書

・『トラウマを受けた子どもへの予防的危機介入のためのプログラム作成および試行的実施プロジェクト―DV家庭に育った子ども支援プログラム作成の試み』第34回(平成15年度)三菱財団社会福祉研究事業・研究助成,2004年(共著)

・「配偶子・胚提供による親子関係への心理的支援」平成16年度厚生労働科学研究費補助金 子ども家庭総合研究事業「生殖補助医療の安全管理および心理的支援を含む統合的運用システムに関する研究」主任研究者 慶応義塾大学・吉村泰典,2005年(共著)

・「配偶子・胚提供による親子への心理的支援」平成17年度厚生労働科学研究費補助金 子ども家庭総合研究事業「生殖補助医療の安全管理および心理的支援を含む統合的運用システムに関する研究」主任研究者 慶応義塾大学・吉村泰典,2006年(共著)

・「生殖補助医療を受けて生まれた子どもとその家族への心理的社会的サポートシステムの構築Ⅰ」平成18年度厚生労働科学研究費補助金 子ども家庭総合研究事業「生殖補助医療の安全管理および心理的支援を含む統合的運用システムに関する研究」主任研究者 慶応義塾大学・吉村泰典,2007年(共著)

・「提供型生殖補助医療を受けて生まれた子どもとその親への心理的社会的サポートについてⅡ―配偶子・胚の提供を受けて生まれた子への告知はいかにあるべきか」平成18年度厚生労働科学研究費補助金 子ども家庭総合研究事業「生殖補助医療の安全管理および心理的支援を含む統合的運用システムに関する研究」主任研究者 慶応義塾大学・吉村泰典,2007年(共著)

・『DV家庭に育った子ども支援の試み―派遣プログラムの展開』2006年度ドコモ市民活動団体への助成事業,2007年(共著)

・「ウィーン・プロジェクト―多文化ナラティヴとライフサイクルの探求」多文化横断ナラティヴ―臨床支援と多声教育,研究代表者 京都大学・やまだようこ,2013年(共著)

・「DV被害母子への支援とその連携可能性(中間報告)」文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「法と人間科学」中間報告書,研究代表者 北海道大学・仲真紀子,2013年

・『DV被害を受けた母子への支援―法と心理・福祉の連携と協働の観点から』科学研究費補助金新学術領域研究「法と人間科学」公募研究「DV被害母子支援の地域連携―福祉・心理と司法の融合に向けたアクションリサーチ」 研究代表者 立命館大学・安田裕子,2014年

その他

・「不妊治療をする選択,やめる選択―子どもを望む夫婦の幸福,生まれてくる子どもの幸福」SIMPATIA2 特集 医療・選択肢・幸福,2007年

・『子どもをもつことができなかった夫婦の人生の選択―不妊治療をする,その次の選択』科学研究費補助金 若手研究(A) 研究代表者 安田裕子「不妊治療経験者の選択と岐路,その支援―多様な親子関係を築く女性と子どもの語りから」,2010年

・家庭は子どもの安全基地(上).聖教新聞(6面).2017年1月15日(共著)

・家庭は子どもの安全基地(上).聖教新聞(6面).2017年1月22日(共著)

・『司法面接と心身のケアの連携 実務家研修 質問票回答集』RISTEX「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域 研究代表者仲真紀子「多専門連携による司法面接の実施を促進する研修プログラムの開発と実装」,2018年(共著)

・『基礎研究から新たな実践へ:トラウマ記憶とアタッチメント―児童虐待における司法面接と心身のケアとの連携への示唆』RISTEX「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域 研究代表者仲真紀子「多専門連携による司法面接の実施を促進する研修プログラムの開発と実装」,2019年(共著)

社会活動

・2007年9月~2009年11月 立命館大学 大学院応用人間科学研究科 校友会 監査役

・2010年11月~ 日本質的心理学会会務委員

・2011年8月~2013年7月 日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員及び国際事業委員会書面審査員

・2012年12月~2013年2月 日本質的心理学会 選挙管理委員

・2013年1月~ 日本発達心理学会国内交流委員

所属学会

日本心理学会,日本心理臨床学会,日本質的心理学会,日本コミュニティ心理学会,日本発達心理学会,対人援助学会,日本生殖医療心理カウンセリング学会

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