講師・カウンセラー紹介

窪田容子(カウンセラー)大阪担当

プロフィール

フェリアン顧問
臨床心理士
公認心理師

略歴

大阪市立大学卒業。
大阪教育大学大学院修士課程修了。

医療領域、福祉領域、教育領域、私設心理相談領域で、カウンセリング経験を積む。

2014-2024年 フェリアン所長

2015ー2017年 日本臨床心理士会・私設心理相談領域委員

2015ー2023年 立命館大学・非常勤講師
1998ー2023年 花園大学・非常勤講師

カウンセリング

来談者中心療法認知行動療法EMDR(トラウマとなっている記憶の処理)、芸術療法イメージ療法解決志向アプローチ(ソリューション・フォーカスト・セラピー)、自我状態療法ホログラフィートークTFT(思考場療法)ブレインスポッティングなど、来談された方やニーズや問題に応じて、有効な方法を組み合わせています。

女性の抱える様々な問題に対応します。

特にトラウマレイプなどの性被害、虐待、災害、事故DVなど)やPTSD、複雑性PTSD、発達性トラウマ障害からの回復を助けるカウンセリングや、子ども時代の不適切な環境からくる生きづらさ(愛着障害など)、アダルトチルドレン(AC)家族夫婦の問題、うつ対人不安強迫性症などへのカウンセリングに力を注いでいます。

その他、パニック障害恐怖症怒り不安などの感情の不安定さ、対人関係母娘関係自信がない、生きづらいなど、様々な相談に応じます。

夫婦・カップルカウンセリングでは、問題となっていることを整理し、お互いに理解を深め、相手に対する見方を捉え直したり、コミュニケーションを改善したり、葛藤の解決方法を見いだしたりしながら、夫婦や恋人達の関係がより良くなるよう援助しています。

30年のカウンセリングの経験を通してたくさんの方々とお会いする中で、困難を抱えていても、人は変化していける、成長していけるとの思いが強まってきたことを感じています。日常から少し離れ、心の荷物を下ろし、自分を肯定し、次の歩みへとつなげていくプロセスに寄り添い、援助できたらと 思っています。

※夜間・日祝のカウンセリング日時の設定はありません。土曜日は、継続中の方のみご予約可能です。

研修歴(主なもの)

EMDR part1,2(現weekend1,2)(日本EMDR学会認定) (2004年)
トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)3daysワークショップ(2012年)
BASIC-Ph (RESILIENCY MASTER TRAINERS’ COURSE)(2013年)
Ego State Therapy Japan Season1,2トレーニング(Ego State Therapy Japan主催自我状態療法ワークショップ)(2015年)
ホログラフィートーク・ベーシック(2016年)
ホログラフィートーク・アドバンスト(複雑性PTSDからの回復)(2017年)
TFT・アルゴリズムレベル (2017年)
厚生労働省こころの健康づくり対策事業によるPTSD対策専門研修(B.専門コース、C.犯罪・性犯罪被害者コース)(2021年)
内的家族システム療法(2022年)
ブレインスポッティング(BSP) 公式phase 1トレーニング(2023年)phase 2トレーニング(2024年)
強迫性障害におけるEMDR(2024年)

その他、認知行動療法、解決志向アプローチ、臨床動作法など多数

執筆

著書

  • 『メンタルヘルスの道案内』(分担執筆、徳田完二、竹内健児、吉沅洪編)北大路書房
  • 『ママ・パパ・ばぁば・じいじ 上手につきあい、いきいき子育て』(共著)三学出版
  • 『親子でストレスに強くなる方法』(共著)三学出版
  • 『離婚と子育て』(共著)三学出版
  • 『きょうだいが仲良く育つためのヒント』(共著)三学出版
  • 『子どもにキレてしまいそうなとき』(共著)三学出版
  • 『子どもが被害にあったとき』(共著)三学出版
  • 『今からでもできる人格の土台をつくる子育て』(共著)三学出版

論文・エッセイなど

  • 「虐待による心の傷と抱えた子への対応」『健康教室ー子どもの心の健康を育むためのスキル&サポート』第37巻第9号(2022年7月) p64-69 
  • 「母と息子の関係」『思春期学』VOL.40 No.1 日本思春期学会(2022年3月) p147-151
  • 「心の土台を育てよう!荒れの原因を知って、自分と人を大切にできる子に」『PHPのびのび子育て』(2020年9月号)p20-27
  • 「厳しすぎた親、甘やかしすぎた親-転んでも起き上がる力を育むために」『PHPのびのび子育て』(2019年11月号)p64-71
  • 「甘えを受け止めるほど必要な3つの力が育つ!~年齢別の甘えさせ方のポイント~」『PHPのびのび子育て』(2019年3月号)
  • 「叱られすぎた子 叱られなかった子~子どもの将来を見据えて~」『PHPのびのび子育て』(2018年4月号) p60-65
  • 「怒りを抱える子どもへの支援」『健康教室』795集 p18-21 (2017年2月)
  • 「女性と子どもへの支援-女性を取り巻く社会文化的問題を見つめながら」『日本臨床心理士会雑誌』Vol.25 No.2 p11-13(2017年1月)
  • 「私的領域から公共性へ開かれるために-ささやかな社会貢献の可能性」『女性ライフサイクル研究25号』
  • 「思考停止・行動停止に導く教育への抵抗」『女性ライフサイクル研究第24号』
  • 「もっと肩の力を抜いていい『甘えさせ上手なママ』がしている6つのこと」『PHPのびのび子育て』(2015年3月号) p38-43
  • 「日本のフェミニズムの歴史-女をめぐる意識と社会の変遷」『女性ライフサイクル研究第23号』
  • 「『きょうだいげんか』を活かせば、やさしくて強い子に育つ!」『PHPのびのび子育て―へこたれない子、心のつよい子になる育て方』 2013年3月,p52-57
  • 「結婚と夫婦の関係—過去から現在へと続く、社会からの影響の中で」『女性ライフサイクル研究第22号』
  • 「弟や妹が生まれたら」『笑顔』2012年11月号(保健同人社),p22-23
  • 「叱りどきはここにある」『PHPのびのび子育て』(2012年10月号),p54-58
  • 「あなたは子どもに、たっぷり甘えさせてきましたか?」小学館『edu』(2012年5月号),p14-18
  • 「家庭教育支援からコミュニティ支援を考える」『女性ライフサイクル研究第21号』
  • 「きょうだい構成別 さりげないひと言でいい性格になる!」『PHPのびのび子育て』(2011年9月特別増刊号),p44-49
  • 「続・怒りのコントロールを助けるために」『健康教室』(2011年6月号),p70-72
  • 「怒りのコントロールを助けるために」『健康教室』(2011年1月号),p60-62
  • 「女性の仕事と子育てをめぐる20年」『女性ライフサイクル研究第20号』
  • 「きょうだいげんかもくじけない子に育てるチャンス!」別冊PHP(2010年5月増刊号),p54-56
  • 「姉も妹も一人っ子も、こうすれば個性がパッと花開く!」別冊PHP(2009年11月増刊号),p34-37
  • 「きょうだいげんかを活かせば、やさしくて強い子に育つ!」別冊PHP(2009年7月第273号)
  • 「家族における女性の地位と尊厳−世代を超えて受け継がれたもの」『女性ライフサイクル研究第18号』
  • 「子育て期のワーク・ライフ・バランス」『女性ライフサイクル研究第17号』
  • 「トラウマからの回復とレジリエンス」『女性ライフサイクル研究第16号』
  • 「子ども虐待防止のためのアンガー・マネジメント・グループの試み」『子どもの虐待とネグレクト』第7巻3号
  • 「こんなときどうするか−性被害に遭った」『児童心理』VOL.817 2005-1,p90-92
  • 「心の傷を抱えた子どもとのコミュニケーションのとり方」『世界の児童と母性』 VOL.56 2004-4,50-53
  • 「夫婦関係に迷いが生じたとき−関係を見直す集団認知行動療法の試み」『女性ライフサイクル研究第15号』
  • 「戦時・性暴力を防止するために」『女性ライフサイクル研究第14号』
  • 「子どものケアと母親のストレス」『女性ライフサイクル研究第13号』
  • 「高齢者の家族介護とストレス」『女性ライフサイクル研究第13号』
  • 「虐待しない子育てのための、グループによる援助」『女性ライフサイクル研究第12号』
  • 「虐待の被害から子どもを守るために、周囲の大人にできること」『女性ライフサイクル研究第11号』
  • 「母親と息子の関係−フェミニズムの視点から考える」『女性ライフサイクル研究第10号』
  • 「トラウマをもつ人のカウンセリングにおける中立性の問題」『女性ライフサイクル研究第9号』
  • 「学校内の体罰と子ども」『女性ライフサイクル研究第8号』
  • 「プレ中年期女性の中年期イメージ」『女性ライフサイクル研究第7号』
  • 『みんなで子育てぽっかぽか~多世代コラボ子育て』(監修・共著)(財)健やか奈良支援財団・奈良子育て家庭サポートセンター

所属団体・所属学会

日本臨床心理士会、大阪府臨床心理士会、日本トラウマティック・ストレス学会、日本EMDR学会他

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