カウンセリング

人生で出会う問題で悩んでいる方へのカウンセリング

フェリアン大阪・京都では人生で出会う問題で悩んでいる方へのカウンセリングを行っています。

生まれてから今日まで生きていた人生には、様々な人との出会いと、ライフイベントがあったことと思います。そうした人や出来事との出会いが成長や新たな生き方の転機となることもあれば、出口のない袋小路や危機となることもあります。 大切な人の死や事件や事故に遭遇したり、自然災害や人災による被害といったトラウマとなりえる大きなストレスはもちろんですが、職場や学校でのトラブルや、恋愛や失恋、結婚や離婚、不妊や中絶、出産や子育て、昇進や進学など日常の中で起きてくる様々な問題がきっかけとなり(または、重なって)、しんどさを抱えている人もいるでしょう。フェリアンではカウンセリングを通して、あなたが人生で出会う問題と向き合い、自分なりの整理や消化がすすみ、危機が自分自身の豊かな人生への機会となっていくようお手伝いをしていきます。

人生で出会う問題には様々なものがあります。

乳幼児期

発達の問題、親など身近な人間関係の問題・・・など 乳幼児期の子どもは沢山の世話と愛情を必要とします。親自身が未熟であったり、様々な事情で十分な世話をしてもらえず、愛情をかけてもらえない環境に置かれると、「自分はここにいていいんだ」という自己肯定感を育みにくくなります。発達に課題があると、親が否定的な感情を向けてしまい、安定した親子関係を結ぶのが困難になることもあります。乳幼児期の親子関係は、その後の親しい人との関係に影響を及ぼしがちです。子ども時代に得られなかった愛情を、恋人や配偶者に求め、十分にもらえなかったものを補いたいというのもあるかもしれません。傷つけあうことでしか愛情を確認できないといういびつな関係を続けてしまうこともあります。乳幼少期に目を向け、傷ついた幼い自分(インナーチャイルド)を癒すことで、お互いを尊重し大切にする関係を築けるようになります。

学童期

転校、成績や進路の問題、不登校、非行、いじめ、集団に馴染めないなどの学校不適応の問題、グラブや習い事での人間関係や評価・・・など 学童期になると親の手を離れ、身の回りのことは自分で行うようになります。人間関係や生活の場が広がるため、悩みが増え、ストレスが身体症状となって現れることもあります。身近に相談できる人がいれば、そこまで深刻にならない問題も、一人で抱えてしまうと、問題をこじらせてしまうこともあります。それによって、将来の対人関係や人格形成にも影響を及ぼすこと少なくありません。大人になってから、人間関係で問題が起きたときに、根っこに学童期のいじめ問題があることがあります。子ども時代のことを振り返り「私は悪くなかった」と思えることが、問題の克服に役に立ちます。

思春期・青年期

病気、進路や就職、恋愛や失恋、友人、自分自身の悩み・・・など 思春期・青年期になると、親から距離をとり、友達や自分自身へと関心が向かいます。身体の急激な成長や第二次性徴により、不安定になりやすい時期です。自意識が高まり、自分が周りからどのように見られているのか、容姿などが気になり、人と会うのが怖く、引きこもりがちになることもあります。自分は何者なのか、何のために生きているのかなど今まで考えもしなかったことを考えるようになり、自分らしい考え方を見つけていこうとする中で、悩みもがくこともあるでしょう。他者との親密な関係性が大きなウエイトをしめるようになります。恋人や親友とのトラブル、失恋や中絶体験は、大きなストレスとなります。

成人期

病気、仕事の問題、結婚、離婚、再婚、妊娠、不妊、中絶などの家族メンバーの変化、子育ての問題・・・など 成人期は、どこで、どのように、働き、誰と生きていくかを考え、獲得していく時期です。就職や結婚、出産、子育てなど、人生の大きな選択を迫られ、周りと比べて焦りを感じることもあるでしょう。職場でも、家庭でも責任が大きくなっていき、自分自身のことは後回しにされがちです。DV、離婚、不妊など、思うようにならないことに直面することもあるでしょう。たとえ思い通りではなくても、あなたらしく生きられるあり方を、見つけていくことが大切になるでしょう。

中年期・壮年期

仕事の変化、子育て後の人生、介護の問題、更年期の問題・・・など 仕事も家庭も獲得していく時期をすぎ、これからどのように生きていこうかと、改めて自分の人生を振り返る時期ではないでしょうか。何かを獲得していくのではなく、誰かに何かを与えたり、受け渡したりしていく時期に差しかかかり、自分自身は何をしてきて、何を得てきたのか問い直すこともあるでしょう。何もできていない、もっていないような気がして劣等感にかられたり、無気力になったりするかもしれません。壮年期は新たな生き方を見出す機会ともいえます。自分自身の中のいろいろな想いにしっかりと耳を傾けて、今まで生きてきた力を整理し、今だからやれることに目を向けていくこともお手伝いをします。

老年期

病気、老化、喪失などの変化との付き合い方、孫の子育て、若い世代との関係性、受け渡し・・・など 体力や認知機能の低下などの変化を感じることが増えるでしょう。介護や身近な人の死に直面することも増え、孤独や喪失に耐え難い思うこともあるでしょう。死というものが現実味をおびたものとして迫ってくるかもしれません。人生を振り返って整理し、良い面も悪い面も含めて、自分の人生のその人なりの意義を見出すことが、老年期の課題であるとも言われています。

ライフサイクルは誰もが通る道ですが、どれ一つとして同じ経験はありません。また、あなたは、ひとりではなく、あなたの周りにはいろいろな人がいて、出来事があり、人生がつくられてきたでしょうし、これからもそうであろうと思います。あなたが今日まで生きてきた中に、あなた自身が持っている力とあなたの周りにある力(資源)がきっとあるはずです。

フェリアン大阪・京都では、カウンセリングを通して、人生で出会う問題を個人の問題に還元してしまわず、あなた自身が持っている力と、あなたの周りにある力(資源)を共に見出し、あなたが自分らしく心豊かに人生を歩んでゆけるようサポートします。

カウンセリングのお問い合わせ、ご予約

電話06-6232-8345 (月~金 11:00~16:00)

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