カウンセリング
怒りをコントロールできずに困っている方へのカウンセリング
フェリアン大阪・京都では怒りのコントロールに悩んでいる人のカウンセリングを行っています。
怒りの感情とは
日々の暮らしの中で、人の発言にイラ立ちを感じたり、思わず怒鳴ってしまったという経験は、誰にでもあると思います。しかし、コントロールされないまま怒りをぶつけると、相手を必要以上に傷つけたり、関係がギクシャクしてしまうこともあります。また、自分自身も、怒ってしまったことを後悔したり、自己嫌悪に陥ったりしてしまうことがあるかもしれません。もし、あなたが、些細なことでキレやすく、怒りが手に負えず困っているというのであれば、怒りのコントロール(アンガー・マネジメント)を学ぶことが役に立ちます。
アンガー・マネジメント
怒りの感情に気づく
怒りというのは、誰もが持つ感情ですが、それを抑え込んで、気づかないふりをしていると、怒りは溜まり、いつか爆発してしまうでしょう。そうならないためには、まず自分の感情によく気付いていることが重要です。自分の心の中をモニタリングして、「今、すごく腹が立っているな」「イライラしているな」と感じましょう。そうすることが、怒りをコントロールする第一歩となります。
怒りは自分自身の感情だと自覚する
そして大切なのは、怒りは自分自身のものであるということを自覚することです。「アイツが怒らせた」「あの人が嫌味を言ったせい」と考えるのは違います。きっかけが、相手の言動にあったとしても、それに対して怒っているのはあなた自身なのです。自分の怒りであるからこそ、コントロールができるのです。腹が立った時に、怒りにまかせて怒鳴ることもできれば、「傷ついた」と静かに伝えることもできます。「相手には悪気がなかったのだ」と考えることもできます。
怒りをコントロールする
怒りをコントロールするポイントは、①まず自分の感情に敏感になり、②自分の怒りのツボを知り、③怒りが小さいうちに対処をし、④怒りをエスカレートさせない行動(例えば、深呼吸、水を飲む、その場を離れるなど)を取ることです。また、ストレスが溜まっていると、些細なことに怒りっぽくなりがちですから、ストレス解消法をたくさん持っているというのもいいでしょう。
怒りにつながる思考を置き換える
他にも、怒りにつながる思考を別の思考に置き換えることで、怒りをコントロールできるようになることもあります。なぜなら、怒りには、自分自身が、「こうすべき」「こうあらねばならない」と思っていることに関わっていることがしばしばあるからです。
例えば、せっかく作った夕食を、夫が残したというときに、「私の作った料理がまずかったのね」と思うと腹が立ちますが、「たまたまお腹がいっぱいだったんだな」「その料理があまり好きじゃなかったのだろう」と思えば、それほど腹を立てずにすみます。
怒りの背景にある傷つきを癒す
常に強い怒りがあり、ちょっとした刺激で怒りが爆発してしまうという方は、その背景に、子ども時代に受けた虐待や、傷ついた経験(トラウマ)、また、親との関係などが影響していることがあります。なぜ自分は、これほど怒りを感じ、それを人にぶつけてしまうのかわからないという場合には、そこには深い悲しみや傷つきの感情が隠されていることが多いようです。そのようなことが思い当るときは、心の奥にある問題に目を向け、解決を図っていく必要があるでしょう。
「怒り」というのは決して手に負えないような感情ではありません。フェリアン大阪・京都のカウンセリングでは、カウンセラーと共に怒りのコントロール(アンガー・マネジメント)の方法を身につけることで、あなたの人生がより生きやすいものとなるようにお手伝いします。